E n c o u n t e r ! |
夢の残骸。暗闇に溶ける黒き仮面が、暗闇の中を手探りで這いまわる。 過去は光。マリオネットの糸にして、唯一残った道しるべ。 誰も『イト』から逃れることはできない。 ―――黒より暗き真宵の淵を、進み続ける覚悟はあるか。 |
パピュ 「さぁ、みなさま。まいりましょう。」 |
白い肌に白い髪、金色の眼。 少女はその村でも珍しい色彩をもって生まれた。 村人たちは、それをたいそう不気味に思った。 厄災の前触れであると誰かが言った。 しかし、彼女を殺すことはできなかった。 だれもそれを口にすることができなかった。 代わりに、やはり誰かが言った。 『神への生贄として捧げるべきだ』 ──斯くして少女は、神への供物として育てられたのだ。 少女は疑問を抱くことなく、その日を待ちわびている。 |
ディルソ 「よおっし……模擬戦、模擬戦ね!紙の準備は万端っ!痛かったらごめんなさいね?」 |
エーシ 「対人は不慣れでな、よろしく頼む。」 |
わたし 「それでは、僭越ながら自己紹介と参りましょうか。 __“じぶん、わたし”と言います。わたしは、全ての謎を解き明かす者。 始めましょう。これはわたしだけの__物語なのですから!」 |
シュシュ 「模擬とはいえ本気で来るのだろう? 覚悟だけはしてきた、問題はない。」 |
九助 「さあ、始めるとしよう…… 」 九助の指先から、うっすらと光る糸が伸びていく。 九助 「小手調……ん? 間違ったかな?」 |
ゼロ 「邪魔しないでくれる?」 |
パピュ 「おてやわらかに、よろしくおねがいいたします。」 |
生贄 「これも、主の思し召しであれば」 |
ネクサ 「まずは肩慣らし、付き合ってくれてありがとう!」 |
パピュ 「じゅんび、じゅんび…ですの。」 |
生贄 (おちつかなきゃ……) 生贄は目を閉じ、呼吸を整えた。 |
ディルソPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ゼロPT Chain |
九助 「超弦理論を知ってるか?」 |
九助 「俺の領域に足を踏み入れると、果たしてどうなるのか…… すぐにでも答え合わせをすべきだと思わないか?」 |
ディルソ 「こうなったら……ってあれ、うまく行かなかった?」 |
生贄 「この御身は……主へと捧げる、供物です」 |
生贄 「わたしも、あなたと……がんばります」 |
生贄 「え、えいっ」 |
生贄
「っ……」 生贄は息を切らしている。 |
エーシ 「繋ぐぞ。」 |
男の影が脈打つ。ぼこぼこと何かが這い出る。 それは標的を捉え、縛り、そして── |
わたし 「二つ。非日常が“此方”に近づいてくる。」 |
わたし 「あまり浴びすぎると、病気になっちゃうかもしれませんよ?」 |
わたし 「痛いところ突かれました?教えてくださいその痛い腹をッ!」 |
九助 「それで凌いだつもりか?」 |
九助 「超弦理論を知ってるか?」 |
ディルソ 「……ふうっ!こんなもんかしら!」 |
わたし 「僭越ながら、謎が一つ解けました。」 |
エーシ 「繋ぐぞ。」 |
エーシ 「捉えたッッ!」 |
エーシ 「おや、悪いな。」 |
シュシュ 「本来これはこのように使うものではないらしい。」 |
わたし 「三つ。それは、日常が宇宙のごと広がっていくように。」 |
わたし 「天から降り注ぐ美食の境地!!冷製なので冷たーいですよ!!」 |
わたし 「真実は、常にわたしが知っている。知ろうとするから、ね。」 |
ディルソPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ゼロPT Chain 傷殴打Lv1(1) 傷疾風Lv1(2) 傷天光Lv1(3) 傷冥闇Lv1(4) 治癒Lv1(5) 傷氷水Lv1(6) |
九助 「かかったな……?」 |
九助 「どうだ……?」 |
ディルソ 「……ふうっ!こんなもんかしら!」 |
エーシ 「チッ、まずった……!」 |
ネクサ 「ぱーんちっ!」 |
生贄 「もう、ちょっと、……っ」 |
生贄 「夜を、闇を、受け容れましょう」 |
ネクサ 「もきゅもきゅもきゅ・・・」 |
ネクサ 「もきゅもきゅもきゅ・・・」 |
エーシ 「見えてるぞ。」 |
わたし 「ふむ__小手調べはお終い。現場検証に参りましょうか?」 |
生贄 「まだ……わたし、がんばれます」 |
ネクサ 「あはは、楽しいねえ!」 |
九助 「かかったな……?」 |
シュシュ 「これは……よくわからない。なんだこれは。誰か教えてくれ。」 |
九助 「甘いな」 |
ディルソ 「こうなったら……ってあれ、うまく行かなかった?」 |
エーシ 「チッ、まずった……!」 |
わたし 「僭越ながら、謎が一つ解けました。」 |
わたし 「二つ。非日常が“此方”に近づいてくる。」 |
わたし 「よし、これでまだまだ考えられます。」 |
わたし 「真実は、常にわたしが知っている。知ろうとするから、ね。」 |
ディルソPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ゼロPT Chain 惨傷疾風Lv1(1) 自傷氷水Lv1(2) |
エーシ 「そこだッッ」 |
エーシ 「捉えたッッ!」 |
生贄 「わたしも、あなたと……がんばります」 |
生贄 「まだ、いきます……っ」 |
生贄 「この眼を焦がす光を、此処に」 |
生贄
「っ……」 生贄は息を切らしている。 |
糖分補給、コーヒーに砂糖! |
エーシ 「見えてるぞ。」 |
エーシ 「そら、お返しだ。」 |
生贄 「主よ。どうか、よき友へ癒しを……」 |
九助 「ロック・オン……!」 |
ディルソPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ゼロPT Chain |
ディルソ 「えええ~~~避けないでッて!!」 |
生贄 「あっ……」 |
エーシ 「おや、悪いな。」 |
生贄 「主よ。どうか、よき友へ癒しを……」 |
九助 「ロック・オン……!」 |
エーシ 「捉えたッッ!」 |
ディルソPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ゼロPT Chain |
わたし 「ふふ……まだ、まだです。もう少し調べなければ……」 |
生贄 「きゃっ……!」 |
エーシ 「おや、悪いな。」 |
ディルソ 「嗚呼、やっぱそう来ましたね!」 |
わたし 「わあ、現場には被疑者が沢山です。ひとりひとり__調べて行きましょう。」 |
パピュ 「まだまだ、これからですわ。みなさま、がんばりましょう。」 |
生贄 「もっと……がんばらなきゃ……」 |
九助 「……フン」 |
ディルソPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ゼロPT Chain |
ディルソ 「えええ~~~避けないでッて!!」 |
エーシ 「おや、悪いな。」 |
シュシュ 「食物である。食え。」 |
ありがとう、お代は勿論タダですよね? |
わたし 「痛いところ突かれました?教えてくださいその痛い腹をッ!」 |
生贄 「きゃっ……!」 |
エーシ 「見えてるぞ。」 |
エーシ 「捉えたッッ!」 |
ディルソPT Chain 治癒Lv1(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ゼロPT Chain |
シュシュ 「食物である。食え。」 |
わたし 「謝礼は省かせていただきます!」 |
ディルソ 「……ふうっ!こんなもんかしら!」 |
エーシ 「おや、悪いな。」 |
エーシ 「いい感じだな。このまま行こう。」 |
わたし 「既知が拓かれる時は近い。さあ__クライマックスです。」 |
生贄 「がんばり、ます……」 |
ディルソ 「えええ~~~避けないでッて!!」 |
エーシ 「おや、悪いな。」 |
生贄 「あっ……」 |
ディルソPT Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ゼロPT Chain |
エーシ 「おや、悪いな。」 |
エーシ 「見えてるぞ。」 |
わたし 「ンッ……痛くない腹を探っても意味なんてないのに……」 |
わたし 「痛いところ突かれました?教えてくださいその痛い腹をッ!」 |
わたし 「嗚呼!面白い!これだから未知を解くのはやめられないのですよォッ!!」 |
ディルソ 「紙飛行機、案外痛いでしょう~?」 |
エーシ 「捉えたッッ!」 |
生贄 「きゃっ……!」 |
わたし 「ふむふむ……あなたの弱点はコレ、と。」 |
ディルソPT Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ゼロPT Chain |
生贄 「例えこの身が亡ぼうとも、祈り続けます」 |
エーシ 「捉えたッッ!」 |
エーシ 「まずい、か。 いや、これからだ。巻き返す。」 |
エーシ 「いってぇ……!!」 |
生贄 「役目は、果たされたでしょうか……」 |
ディルソ 「お疲れさまでした、御手合せ感謝します!」 |
エーシ 「案外いけるものだ。 お疲れ様。」 |
わたし 「ええ、これにて解明__なんて、ね。」 |
シュシュ 「勝利か。共に戦った皆に感謝する。」 |
九助 「いい試合だった。感謝する」 |
パピュ 「も、もううごけません…。」 |
生贄 「い、痛い……」 |
ネクサ 「やるね!ちょっと燃えてきた!」 |