「さぁて、今日のツキはどんなモンだろうな?」 サイコロが3つ、チリンと音を立てた。 ![]() ![]() ![]() |
――――そこにいる相手を見据えた。 |

「ちょいと一つ手合わせ願おうか」 |

――――沈黙が、その姿を塗りつぶす。そこにあるのは無貌の駒だ。 |

大丈夫。今日もきっと、予定通りだ。 |

「荒事は好かねぇが、踏み倒しにゃあ容赦しねぇ」 |
| だれでもない Chain | |||||||||||
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| 地上げ屋 Chain | |||||||||||
それは沈黙している。 |

「おいおい、どこ見てンだ?」 |
「惜しげも無く金を使う……良い心掛けだよなァ?」 |

空白に線を描いた。 |

「いっ………ってぇな畜生!」 |
| だれでもない Chain | |||||||||||
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| 地上げ屋 Chain 傷殴打Lv2(1) 列傷殴打Lv2(2) | |||||||||||
それは沈黙している。 |

途端、興味が失せたかのように視線を外した。 |
「グ、ここまでやられちゃ儲けも無しだ。引かせてもらうぜ」 |
――――無言だ。 |
「ちぃ、荒事はもっと得意な奴に任せるべきだな」 |