じっと見ている。 |
アレル 「お手柔らかに…ってそうもいかないよね、やれやれ」 |
――――そこにいる相手を見据えた。 |
ケートゥ 「よろしくお願いします」 |
アルマ 「この戦いに、なんの意味があるのかなんて知らない。 私がここに居る。招集されて、求められてここに居る。 なら私はこの剣を振るうだけ。……まだ、動けるから。」 |
アレル 「それでは頑張ってみましょうかね」 |
エリュシア 「さあ、狩りの時間ですよ」 |
ケートゥ 「ちぇっ」 |
――――沈黙が、その姿を塗りつぶす。そこにあるのは無貌の駒だ。 |
大丈夫。今日もきっと、予定通りだ。 |
アレル 「あんまやりたくないけど最後に勝てるなら何だって…!」 |
死線PT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||
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廃棄処分場の行進 Chain |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
ケートゥ 「いくよ」 |
押し殺された呼吸の音。 |
それは沈黙している。 |
■▣■■☒■▮■ 「…………。」 |
その人影が揺らぐ。帽子をかぶり直した。 |
ケートゥ 「……ちっ……」 |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
見据える。 |
空白に線を描いた。 |
その人影が揺らぐ。帽子をかぶり直した。 |
一瞥する。 |
死線PT Chain 傷殴打Lv4(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||
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廃棄処分場の行進 Chain 列傷斬払Lv5(1) 貫刳傷突刺Lv3(2) 傷火炎Lv5(3) 傷斬払Lv5(4) 惨傷火炎Lv4(5) |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
見据える。 |
それは沈黙している。 |
その人影が揺らぐ。帽子をかぶり直した。 |
ケートゥ
(がんばらなくちゃ……) |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
地を蹴る音。 |
■▣■■☒■▮■ 「…………。」 |
■▣■■☒■▮■ 「。 」 |
その人影が揺らぐ。帽子をかぶり直した。 |
■▣■■☒■▮■ 「――――……――……。」 |
アレル 「あー…すいません、後おまかせします…」 |
アルマ 「始める。悪いけど今の私に合わせる余裕なんて無い。 ――前は、私が斬り拓くから。」 |
アルマ 「Quatrième.――ま、まだ……動けるから。」 |
アルマ 「……このカード、負荷がこれまでの比じゃない。 私の素体が、もたない……それでも、やらないといけないから……!」 |
アルマ 「Sixième.――もう、終わって……。」 |
ケートゥ 「……この程度……っ!」 |
ケートゥ 「……つ……っ!」 |
もはや剣を振るという意思は見られず、ただ設定されたカード通りに動かされているだけだ。 |
アルマ 「……ま、まだ、やれる、わ。」 |
アルマ 「つ、次……!次は、誰!?」 |
ケートゥ 「こんな、ままじゃ……!」 |
■▣■■☒■▮■ 「――――……――……。 」 |
死線PT Chain 深素傷殴打#物攻Lv2(1) | ||||||||||||||||
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廃棄処分場の行進 Chain |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
刃が宙を切る。 |
その人影が揺らぐ。帽子をかぶり直した。 |
■▣■■☒■▮■ 「――――……――……。」 |
その場に無様に崩れ落ちた。邪魔であれば蹴るなりしてどかしておいたほうがいい。 |
――――無言だ。 |
ケートゥ 「僕、がんばった」 |
アレル 「あたたた……ちょーっとまずいかなこりゃ」 |