会う、遭う。 修道服を纏った女が、この場に2人。 ただ、それだけ。 「…ッハ。 サイコーねェ? 全く以て、最高ヨ。」 「サァ! どうせワタシだもの、遠慮ナンて要らないワ。 …この『ワタシ』だけノ地獄を楽しみまショう?」 シャベルを、握った。 … 鎖の軋む音。 |
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「……アハ。 …さッさとハジメまショ?」 |
カンちゃん 「スイーーーーーーーーーーーー(滑り込んでいく」 |
カンちゃんPT Chain | |||||||||||
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*祈りを 捧げた* Chain |
カンちゃんPT Chain | |||||||||||
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*祈りを 捧げた* Chain |
カンちゃん 「「って僕はもう死んでるんだけどね……アハハ…。」」 |
カンちゃんPT Chain | |||||||||||
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*祈りを 捧げた* Chain |
カンちゃん 「「だから棺桶は開けないでったら!!!」 ジタバタと棺桶がもがいている」 |
カンちゃん 「「え、ええと……ええ~~~い!!!」 棺桶が勢いよく敵陣へ滑り込んでいく」 |
カンちゃんPT Chain | |||||||||||
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*祈りを 捧げた* Chain 深傷殴打Lv2(1) 殺傷殴打Lv3(2) |
カンちゃんPT Chain | |||||||||||
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*祈りを 捧げた* Chain 深傷殴打Lv2(1) 殺傷殴打Lv3(2) 傷殴打Lv3(3) 深殺傷殴打Lv3(4) |
*渇きが引かない* |
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「ゼェんブ、今マデ通り。 ワタシの前二立つカラには… アンタが死ぬか、ワタシが死ぬか。 …どッちカノ息ガ絶えるマデ逃がシテなンかアげナイわ。」 「ソウでショ?」 |
◆◆ 「サァ、始めまショう? そシて終わラせまショう。」 「―――この後ワタシが何をスるかナンて決まッテるものネェ?」 |
◆◆
「…アンタが本当に、ワタシを模シているナラ、ネェ。」 |
◆◆ 「…正直なトコロ。 アンタには苛ついテたのよネェ。」 「『ワタシ』の真似事シてる癖二、ヤってるコトがちぐはぐだしィ?」 |
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『そんなにも、傷付いたあなたを見たいのなら』 『この先の、何処かで。』 「―――ダッケぇ…」 |
◆◆ 「笑わせんじゃないわよ。」 |
◆◆
「マァ、皮ダケ同じにシて、中身が鞆わワないアンタには絶対分からナイ、解る筈もナイわよネ―――」 |
◆◆ 「ワタシが、何の為に戦ッテるか。 何の為二ここマデ必死二……!」 ◆◆ 「………」 ◆◆ 「…モシ『ワタシ』ならネ、何かト遭った時…間違ッテも逃ゲルようなマネなんてシない。遭った瞬間二誰であれ、何でアレ、戦ッテ然るベキなのヨ。」 |
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「…ワタシは戦いのナカでしか、『ワタシ』が居るコトを証明デキない。」 「戦ッテ、勝たなキャワタシがここ二居たって言う証拠を遺せナイ。」 「ソレが何ヲ意味スるかワカルゥ?」 |
◆◆ 「分からナイでしょうネ。」 「…兎に角。アノ時、戦わないコトを選ンで逃ゲたアンタは…その時点で『ワタシ』とシては出来損ない。 所詮、タダの虫だものネェ?」 |
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「ッハ、本当二嫌ネ? 自分と同じ顔ト同じ声シたのがその辺彷徨いてるナンてネェ。」 「中身、真似ようとシてるダケまだマシだケド。」 「ソウ、いい加減邪魔なのヨ。 虫風情がワタシになろうダなんて、デキもしない癖二…ソレこそ虫唾が走るドコロじゃあナイわネェ?」 「ダカラ………」 *―――それは、一瞬。* |
◆◆ *誰にも見られることの無い、幻覚。* *それは、彼女本来の―――* 「―――虫は虫らシく、地べタ這いずッテなさいよォ!!」 |
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「コレで仕舞いヨ、…サァ、どっちガ残ッタのか答え合わせでもシましょうカ?」 |
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「…っハ、サッサと消えて頂戴?」 |
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「ハイ、じャあ練習はココマデねェ。」 |