誰にも知覚されない死角── もしかすると、彼女が『いるかもしれない』場所に、 幻術士は、音もなく現れていた。 ■■■■ 「こんにちは、こんばんは。 始めまして、お久しぶり。 教えてくれるかい、わたしの名前を」 |
修道服を着た女が此処にいる。 シャベルを…円匙を手にした彼女がそこに居る。 …彼女は… |
エアリス 「訓練とはいえ、君たちもいちいち暇だねぇ」 |
ミリウ 「白黒…つける…」 |
ライム 「いくノよー」 |
「……アハ。」 ──アハ、前戯は いカラ…早くハジメまショ?── |
デイ 「か弱い幽霊ですもの。お手柔らかに… 」 デイ 「まぁ、負けるつもりはないけどね?」 |
ヒグルマ 「腕試しというものですね、受けて立ちましょう!」 |
ラー 「さて、肩慣らしといこうか」 |
アカリ 「行きます、みんな下がってください!」 |
烟玖 「……ええと……よろしく」 |
ケス 「さて、腕試しといこうか」 |
霄が移り変わる。 |
* ぷかぷか * |
エアリス 「繰り返すことに疲れたら、いつでも帰っておいで。 彼女は、わたしたち人間を待っているよ。いつまでも」 |
ラー 「『照らせ星光、闇夜進みし我の道標と成れ』」 |
ラー 「『照らせ星光、覆天進みし我が道標と成れ』」 |
ラー 「『揺蕩え神煌、我に額突くが如く――』」 |
ラー 「廻れ神煌、我が具現よ。天に座す光忌の力、思い知れ――――」 |
「………。」 ――聞こ ナイでしョうケド、イイコト教えてアゲル。―― ――ワタシの前二立つ らにハ…―― ――アンタが死ぬか、ワ シが死ぬか。 …どッちカノ息ガ絶えるマデ逃がシテなンかアげナイ 。―― ――さァ覚悟はイイ?―― |
ライム 「これが私ノ蠢く墟城!」 廃村、廃墟、砦の瓦礫が紫色の粘液によって集められ、巨大な巣が形成される── |
アカリ 「そのカードは通せないんですよ」 |
夢の埋火に集うは人か蟲か Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ヒグルマPT Chain |
烟玖 「……始める」 |
小さく相槌を打つ。 |
「……ッ、 …アハ 」 ──サ 。 今から 死ぬホド 殴ラれる ノ準備はイイわよネェ?── |
(指パッチンのアイコン
It`s show time! |
「……」 ──にィ。── |
「……」 ──ハイ、横に並 で雁首揃えテ、逃げズに惑ワずニ受け止メテ!── |
「……!」
──あは。アンタ、ワ シみたいな手合いハ苦手カシラ?── |
「…………。」
──さァ、こ からどうするノ? 死二たくなけりャ“カ サマ”に“祈り”デモ捧げてみたらァ?── ──なァんてネ。── |
アカリ 「さぁ行きますよ燃えますよこっからですよ!」 |
アカリ 「もちょっと強火で」 |
夜霧を飛び交う。 |
ライム 「チェーンデストラクション!」 |
「……ッ、 …アハ 」 ──サ 。 今から 死ぬホド 殴ラれる ノ準備はイイわよネェ?── |
「…!」
──はァい、痛いト にドーォン!── |
ライム 「えいっ」 |
アカリ 「準備良さそうですね。行きます!」 |
ヒグルマ 「いざ、参ります!」 |
ラー 「『二つ――』」 |
ラー 「『熾焔よ、乱れ咲け――』」 |
デイ 「あらあら、惜しいわねぇ」 |
アカリ 「もう一個!」 |
アカリ 「まずは邪魔な壁をぶっ飛ばしましょう!」 |
ふと、姿が掻き消えては 別の場所に現れている。 |
夜帯びた煙が広がる。 |
ヒグルマ 「百発百中!」 |
「……」
──チョットォ? ないジャナイ。これ以上服がダメになったらど してくれるのカシラ── |
ラー 「『七つ。さて、どこまで耐えるか―――』」 |
ラー 「『熾焔よ、乱れ咲け――』」 |
ラー 「””貰った””」 |
ライム 「あっつい!?」 |
アカリ 「まだまだぁっ!」 |
アカリ 「ドカーンと壁を割ります!」 |
「……」
──ずゥい ん手痛いコトしてくれるジャない…── |
アカリ 「どうだっ!」 |
夢の埋火に集うは人か蟲か Chain 命傷冥闇Lv2(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ヒグルマPT Chain |
(指パッチンのアイコン
It`s show time! |
デイ 「さぁ……何連鎖繋がるか震えて数えるがいいわ!」 |
2'nd chain!! |
エアリス 「……ふふ、可愛いねぇ」 |
(お辞儀のアイコン
Show is over... |
ヒグルマ 「無駄な抵抗はしないでください…!」 |
ラー 「時は来た…集まりし叡智よ、鎖と為りて力を示せ!!」 |
ヒグルマ 「いざ、参ります!」 |
ヒグルマ 「これが陽光の力です!」 |
ラー 「『二つ――』」 |
ラー 「『華焔よ、咲き誇れ――』」 |
ラー 「隙だらけだ」 |
ラー 「””貰った””」 |
ライム 「あっつい!?」 |
ライム 「あっつい!?」 |
「………。」 ──サァ、ココからはワタシの領域。 ダレにも邪魔ナんてさせないワ。── |
「……!」
──あは。アンタ、ワ シみたいな手合いハ苦手カシラ?── |
エアリス 「痛たっ……その、そういうのは勘弁してほしい……かな!」 |
「…!」
──はァい、痛いト にドーォン!── |
デイ 「さぁ……何連鎖繋がるか震えて数えるがいいわ!」 |
ライム 「チェーンデストラクション!」 |
烟玖 「痛……」 |
デイ 「まずは軽くね」 |
デイ 「これにて仕舞い……決着つくといいわねぇ」 |
エアリス 「そろそろやめにしないかい?ダメ?あっそう。」 |
ミリウ 「ここからかな…」 |
*足りない* |
アカリ 「もう一発押し込みます!」 |
ライム 「あっつい!?」 |
アカリ 「良く燃えますよ?」 |
ライム 「あっつい!?」 |
夢の埋火に集うは人か蟲か Chain 侵食冥闇Lv2(1) 全傷殴打Lv1(2) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ヒグルマPT Chain 惨殺傷火炎Lv2(1) |
ライム 「ぷにー・・・」 |
アカリ 「踏ん張りましょう! まだ勝ち目はあるはずです!」 |
烟玖 「……始める」 |
ラー 「時は来た…集まりし叡智よ、鎖と為りて力を示せ!!」 |
ラー 「『全て、総て、凡て、溶かし解かし融かす紅蓮の五月雨』」 |
ラー 「隙だらけだ」 |
小さく相槌を打つ。 |
エアリス 「にゃあ”あ”あ”あ”!!!痛いって!」 |
ラー 「時は来た…集まりし叡智よ、鎖と為りて力を示せ!!」 |
ラー 「『天遙の裁渦』」 |
「……」
──ずゥい ん手痛いコトしてくれるジャない…── |
ヒグルマ 「続きます!」 |
ヒグルマ 「猛り靡く炎よ!」 |
ラー 「『三つ―――』」 |
ラー 「少しぐらい、サボってもバレないだろ・・・え、ダメ?」 |
夢の埋火に集うは人か蟲か Chain 侵食冥闇Lv2(1) 全傷殴打Lv1(2) 貫侵食冥闇Lv2(3) 貫自傷突刺Lv2(4) 列自傷冥闇Lv2(5) 自傷冥闇Lv2(6) 深自傷突刺Lv2(7) 全治癒活気Lv1(8) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ヒグルマPT Chain |
「……ッ」 ──マダよ、マダ…ワタシはこん 物ジャないモノ。 ネエ?── |
ライム 「か弱いスライムをいじめるなんテ・・・」 |
エアリス 「……これはちょっと困るかなぁ」 |
ミリウ 「……。」 |
「……」
──コレで ったつもりカシラ── |
デイ 「あらーっ!?私じゃ補えないわよーっ!?」 |
エアリス 「うぅ、厳しいね。持ち直せるかな?」 |
ヒグルマ 「いい流れです、このまま一気に押し切ります!」 |
デイ 「ははぁ……いい音したわね?」 |
アカリ 「良く燃えますよ?」 |
夢の埋火に集うは人か蟲か Chain 侵食冥闇Lv2(1) 全傷殴打Lv1(2) 貫侵食冥闇Lv2(3) 貫自傷突刺Lv2(4) 列自傷冥闇Lv2(5) 自傷冥闇Lv2(6) 深自傷突刺Lv2(7) 全治癒活気Lv1(8) 貫自傷冥闇Lv2(9) 貫傷殴打Lv2(10) 列傷冥闇Lv2(11) 貫自傷冥闇Lv1(12) 貫自傷殴打Lv2(13) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ヒグルマPT Chain 列刳傷火炎Lv2(1) |
(指パッチンのアイコン
It`s show time! |
「済まないけれど、少し辛い目に遭ってもらうよ。 ──いや、もう既に遭っているはずなんだけどね」 |
「……」 ──にィ。── |
3'rd chain!! |
エアリス 「何かを禁じる掟は幾千幾万とあるけれども、 何かを推奨する掟はずっと少ないんだね」 |
エアリス 「ふふっ、やっちゃった!」 |
「…………」 ──サァて、そろそろ本番ッてとこ カシラ?── |
「……」 ―― カラ順番二並んで大人シクしてなサイ…―― ――ホォラ、直ぐ二…よくシ アゲル!!―― |
「……!」
──あは。アンタ、ワ シみたいな手合いハ苦手カシラ?── |
「…!」
──はァい、痛いト にドーォン!── |
デイ 「これで一周するんじゃない?」 |
デイ 「ははぁ……いい音したわね?」 |
アカリ 「あ、しまっ――!」 |
「……」
──ずゥい ん手痛いコトしてくれるジャない…── |
6'th chain!! |
エアリス 「喰らい尽くされないように、気を付けてね。 私もそこまでは望んじゃあいないけど、 なかなか制御が難しくってさ」 |
「……──」 ──モウ…胸が高鳴ッてどうにも まらないワ! どうしようカシラ…── ──…こうシてアゲ ゥ!── |
「……・!!」 ――アラ、もしかシ 叩かレルのは嫌ダッタ?―― ――ジャあ、代わりト言ッちャあなんダケド……ブ 刺されるノはドォ?―― |
アカリ 「あ、しまっ――!」 |
デイ 「ふふふ……八連鎖」 |
エアリス 「……ほんとは、わたしにそこまでする必要なんて、ないんだよ。」 |
エアリス 「……ほんとは、わたしにそこまでする必要なんて、ないんだよ。」 |
「……」
──…礼を直接言えナ のが残念ネ── |
「……」
──…礼を直接言えナ のが残念ネ── |
Over drive!! |
エアリス 「このアーティファクトわりとなんでも貫くから、 覚悟しておいた方がいいね。主に味方とか。 ……ごめんその、あとでちりょあっ。 |
「あは───アハハ …!」 ──アァ、あ ……モット…モットよ。── ──早く速ク疾 迅速二速球二直球で血 臓物ヲ撒キ散らしナさいヨォ!── |
「……」 *シャベルを振り回す音* ――アハ。アハハハ ハハハ!!!―― |
デイ 「数えるのが面倒になってきたわね」 |
Over drive!! |
背中に手を回す、ひょいと振る、 いつの間にかボロボロの兎のぬいぐるみを持っている。 間を置かず炸裂したぬいぐるみから、 悍ましくも血濡れた無数の針が飛び出した。 |
「あは───アハハ …!」 ──アァ、あ ……モット…モットよ。── ──早く速ク疾 迅速二速球二直球で血 臓物ヲ撒キ散らしナさいヨォ!── |
「────!」 ――あは、アハハハハハハ ハ!!!―― ―ー逃げテ なさいヨォ! …ッテ、え? 後ろ?味方二攻撃ガ? …ンなのシラナイってノォ!!―ー |