修道服を着た女が此処にいる。 シャベルを…円匙を手にした彼女がそこに居る。 …彼女は… |
ディボーチ 「茶会の邪魔をするBUGどもめ…。」 |
ディボーチ 「茶会の邪魔をするBUGどもめ…。」 |
ラー 「さて、肩慣らしといこうか」 |
「……。」 ──アハ、前戯はいいカラ…早くハジメまショ?── |
ケス 「さて、腕試しといこうか」 |
ライム 「いくノよー」 |
ディボーチ 「よろしく頼むヨ」 |
シロ 「……。」 |
ケス 「さて、腕試しといこうか」 |
ディボーチ 「よろしく頼むヨ」 |
ライム 「いくノよー」 |
烟玖 「……ええと……よろしく」 |
霄が移り変わる。 |
ラー 「『照らせ星光、闇夜進みし我の道標と成れ』」 |
ラー 「『揺蕩え神煌、我に額突くが如く――』」 |
ラー 「廻れ神煌、我が具現よ。天に座す光忌の力、思い知れ――――」 |
ディボーチ 「無礼な!」 |
ディボーチ 「無礼な!」 |
ライム 「これが私ノ蠢く墟城!」 廃村、廃墟、砦の瓦礫が紫色の粘液によって集められ、巨大な巣が形成される── |
ライム 「これが私ノ蠢く墟城!」 廃村、廃墟、砦の瓦礫が紫色の粘液によって集められ、巨大な巣が形成される── |
「…!」
──ワタシの力なんだから…言う事聞きなさいヨ、もう…!── |
「…!」
──ワタシの力なんだから…言う事聞きなさいヨ、もう…!── |
第二浪漫小隊『煌天』 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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猛毒紀行 Chain |
虚像が掻き消える。 |
烟玖 「……始める」 |
小さく相槌を打つ。 |
ディボーチ 「茶器パワー!」 |
ディボーチ 「茶器パワー!」 |
ライム 「ピンポイントガードなノよー」 |
ライム 「チェーンデストラクション!」 |
ラー 「時は来た…集まりし叡智よ、鎖と為りて力を示せ!!」 |
ラー 「『熾焔よ、乱れ咲け――』」 |
ライム 「あっつい!?」 |
ディボーチ 「2つ。」 |
ディボーチ 「まずは挨拶代わりだ。これからのお茶が美味しくなるぞぉ」 |
ライム 「やあっ」 |
ライム 「ピンポイントガードなノよー」 |
ライム 「チェーンデストラクション!」 |
ディボーチ 「ティーパーティを始めよう」 |
ディボーチ 「まずは挨拶代わりだ。これからのお茶が美味しくなるぞぉ」 |
ライム 「えいっ」 |
夜霧を飛び交う。 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
「……ッ、 …アハ 」 ──サテ。 今から 死ぬホド 殴ラれる心ノ準備はイイわよネェ?── |
「────!」 ――あは、アハハハハハハ ハ!!!―― ―ー逃げテ なさいヨォ! …ッテ、え? 後ろ?味方二攻撃ガ? …ンなのシラナイってノォ!!―ー |
「……」
──アッちょっと逃げナイでくレる?── |
「…!」
──はァい、痛いトコにドーォン!── |
烟玖 「……始める」 |
小さく相槌を打つ。 |
ディボーチ 「得てして茶会というものは後ろの者には手がまわらないものだが、余は怠りない!」 |
ディボーチ 「得てして茶会というものは後ろの者には手がまわらないものだが、余は怠りない!」 |
ライム 「切払以外禁止!」 |
ライム 「切払以外禁止!」 |
「……」 ―― カラ順番二並んで大人シクしてなサイ…―― ――ホォラ、直ぐ二…よくシ アゲル!!―― |
ディボーチ 「ざ~んねん☆」 |
「…!」
──はァい、痛いトコにドーォン!── |
シロ 「……。」 |
第二浪漫小隊『煌天』 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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猛毒紀行 Chain |
「……ッ、 …アハ 」 ──サテ。 今から 死ぬホド 殴ラれる心ノ準備はイイわよネェ?── |
ラー 「『二つ――』」 |
ラー 「『禍焔よ、狂い咲け――』」 |
ラー 「””貰った””」 |
ライム 「あっつい!?」 |
ディボーチ 「3つだ。」 |
ディボーチ 「緑茶紅茶にこだわらず、色々なお茶を試してみるべきだ。」 |
「…………」 ──サァて、そろそろ本番ッてところカシラ?── |
「────。」 ――…ホラ、そ 頭。このシャベルでカチ割ってアゲル!―― ──Amen! ── |
「…!」
──はァい、痛いトコにドーォン!── |
「……」
──ずゥいぶん手痛いコトしてくれるジャない…── |
「…………。」
──さァ、ここからどうするノ? 死二たくなけりャ“カミサマ”に“祈り”デモ捧げてみたらァ?── ──なァんてネ、 スル暇も無く殺すワ。── ――その後、埋メたげル―― |
*足りない* |
ディボーチ 「まだまだこれからだヨ」 |
シロ 「……。」 |
ディボーチ 「まだまだこれからだヨ」 |
烟玖 「……始める」 |
ディボーチ 「2つ。」 |
ディボーチ 「緑茶紅茶にこだわらず、色々なお茶を試してみるべきだ。」 |
ラー 「『華焔よ、咲き誇れ――』」 |
シロ 「……。」 |
烟玖 「……始める」 |
夜帯びた煙が広がる。 |
ディボーチ 「2つ。」 |
ディボーチ 「茶外茶という概念を知っているか?麦茶など…」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
第二浪漫小隊『煌天』 Chain 惨付猛毒Lv1(1) 深自傷突刺Lv2(2) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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猛毒紀行 Chain |
ライム 「突刺以外禁止!」 |
「……」
──アッちょっと逃げナイでくレる?── |
烟玖 「……始める」 |
ディボーチ 「2つ。」 |
ディボーチ 「流刑茶だ!」 |
籠手を構え直す。 |
ライム 「殴打以外禁止!」 |
ライム 「チェーンデストラクション!」 |
ディボーチ 「ティーパーティを始めよう」 |
ライム 「えいっ」 |
「…!」
──はァい、痛いトコにドーォン!── |
第二浪漫小隊『煌天』 Chain 惨付猛毒Lv1(1) 深自傷突刺Lv2(2) 列殺傷火炎Lv2(3) 全付猛毒Lv1(4) 列刳傷火炎Lv2(5) 休息Lv2(6) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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猛毒紀行 Chain |
「……」 ──マダよ、マダ…ワタシはこんな物ジャないモノ。 ネエ?── |
ラー 「時は来た…集まりし叡智よ、鎖と為りて力を示せ!!」 |
ディボーチ 「ティーパーティを始めよう」 |
ディボーチ 「茶外茶という概念を知っているか?麦茶など…」 |
「……」 ──にィ。── |
「……・!!」 ――アラ、もしかシ 叩かレルのは嫌ダッタ?―― ――ジャあ、代わりト言ッちャあなんダケド……ブ 刺されるノはドォ?―― |
「……」
──アッちょっと逃げナイでくレる?── |
ラー 「『三つ―――』」 |
ラー 「『天遙の裁渦』」 |
ディボーチ 「4つ。そろそろ喉が乾いたろう?」 |
ディボーチ 「流刑茶だ!」 |
ラー 「『五つ―――――』」 |
ラー 「『禍津の煉爆』」 |
シロ 「……。」 |
ディボーチ 「6つ。」 |
ラー 「『七つ。さて、どこまで耐えるか―――』」 |
ラー 「『光は集い、煙を熾す』」 |
ライム 「あっつい!?」 |
ディボーチ 「コーヒーなども…余は好きだぞ」 |
ディボーチ 「コーヒーなども…余は好きだぞ」 |
ライム 「ぷにー・・・」 |
シロ 「……。」 |
ライム 「ぷにー・・・」 |
ラー 「『禍津の焦輝』」 |
烟玖 「痛……」 |
「…!」
──はァい、痛いトコにドーォン!── |
「……」
──ハイ、サヨウナラ── |
ライム 「か弱いスライムをいじめるなんテ・・・」 |
シロ 「……。」 |
ディボーチ 「む…大丈夫か?紅茶を飲むか?」 |
烟玖 「……!」 |
第二浪漫小隊『煌天』 Chain 列付猛毒Lv2(1) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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猛毒紀行 Chain 列付猛毒Lv2(1) |
「…あは」 *歪んだ笑み* ──あは、アハハッ! ホラ、そのママ臓物まき散らシテぶっ倒れてくれルゥ?── |
ディボーチ 「紅茶は剣よりも強しってよくいうよネ」 |
シロ 「……。」 |
ディボーチ 「まだまだァ!」 |
烟玖 「……状況が良くない……」 |
ディボーチ 「割れる!割れる!やめろ!」 |
烟玖 「あれ……」 |
ラー 「時は来た…集まりし叡智よ、鎖と為りて力を示せ!!」 |
ディボーチ 「ティーパーティを始めよう」 |
ディボーチ 「二服…まだまだいけるよネ?」 |
ラー 「『二つ――』」 |
ラー 「少しぐらい、サボってもバレないだろ・・・え、ダメ?」 |
*渇きが引かない* |
ディボーチ 「疲れてないかネ?茶を振る舞おう」 |
シロ 「……。」 |
ディボーチ 「疲れてないかネ?茶を振る舞おう」 |
ライム 「か弱いスライムをいじめるなんテ・・・」 |
ラー 「後は任せろ、必ず吉報を持って帰るから」 |
「……」
──コレで勝ったつもりカシラ── |
ディボーチ 「む…大丈夫か?紅茶を飲むか?」 |
ラー 「時は来た…集まりし叡智よ、鎖と為りて力を示せ!!」 |
ディボーチ 「ティーパーティを始めよう」 |
ディボーチ 「ささ、遠慮せずに後ろの者も飲みたまえ」 |
ラー 「『二つ――』」 |
ラー 「『極天より、降る炎絶――』」 |
ディボーチ 「ささ、ずいっと飲みたまえ」 |
「…!」
──ワタシの力なんだから…言う事聞きなさいヨ、もう…!── |
第二浪漫小隊『煌天』 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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猛毒紀行 Chain 列付猛毒Lv2(1) 貫付猛毒Lv2(2) 付猛毒Lv2(3) |
ディボーチ 「まだまだァ!」 |
ディボーチ 「お茶尽くしだ。気に入ってもらえるかナ?」 |
ディボーチ 「ティーパーティを始めよう」 |
ディボーチ 「二服…まだまだいけるよネ?」 |
ディボーチ 「2つ。」 |
ディボーチ 「ささ、遠慮せずに後ろの者も飲みたまえ」 |
ディボーチ 「3つだ。」 |
ディボーチ 「ささ、ずいっと飲みたまえ」 |
ディボーチ 「4つ。そろそろ喉が乾いたろう?」 |
ディボーチ 「お茶尽くしだ。気に入ってもらえるかナ?」 |
ディボーチ 「お粗末様だな。茶菓子もどうだい?」 |
ディボーチ 「たくさん淹れてきた」 |
ディボーチ 「たくさん淹れてきた」 |
「……」
──アッちょっと逃げナイでくレる?── |
第二浪漫小隊『煌天』 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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猛毒紀行 Chain |
「……ッ」 ──誰ガ倒れるかッテの…── |
「……」
──チョットォ? 危ないジャナイ。これ以上服がダメになったらどうしてくれるのカシラ── |
「……」
──チッ コイツ、わたしとハ相性悪くナイ?── |
「……」
──アッちょっと逃げナイでくレる?── |
シロ 「……。」 |
第二浪漫小隊『煌天』 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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猛毒紀行 Chain |
ディボーチ 「余が死んだら…骨はリプトンの庭に…」 |
ディボーチ 「余が死んだら…骨はリプトンの庭に…」 |
ディボーチ 「そっくりお返しするヨ!」 |
ディボーチ 「カップを叩くんじゃない!」 |
ディボーチ 「おや、少々刺激が強すぎたか」 |
ラー 「後は任せろ、必ず吉報を持って帰るから」 |
「……」
──コレで勝ったつもりカシラ── |
ディボーチ 「む…大丈夫か?紅茶を飲むか?」 |
「……」
──アッちょっと逃げナイでくレる?── |
「……」
──チッ コイツ、わたしとハ相性悪くナイ?── |
「……」
──アぁ…こんなの、許せるワケ…!── |
ラー 「後は任せろ、必ず吉報を持って帰るから」 |
ディボーチ 「む…大丈夫か?紅茶を飲むか?」 |
ディボーチ 「お暇させてもらうヨ・・・・・・」 |
ラー 「後は任せろ、必ず吉報を持って帰るから」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
第二浪漫小隊『煌天』 Chain | ||||||||||||||||||||||||||
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猛毒紀行 Chain |
シロ 「……。」 |
ラー 「じゃあな。起き上がるなよ―――」 |
ラー 「退き時か…仕方ない」 |
シロ 「……。」 |
ディボーチ 「む…大丈夫か?紅茶を飲むか?」 |
烟玖 「……!」 |
「…………ッ」 ──アーア…こンなんジャまだ…… 足りナイ。── |
ケス 「……限界だな」 |
ライム 「負けたノー・・・」 |
ディボーチ 「紅茶を継ぎ足してくれ・・・・・・」 |
シロ 「……。」 |
ケス 「ふぅ……何とかなったか」 |
ディボーチ 「では、御機嫌よう」 |
ライム 「私ノ勝ち!」 |